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茶ムリエが語る新茶話title
 
茶ムリエと呼ばれている日本茶インストラクターに「新茶」のお話や淹れ方など色々と伺いました。

まずは「新茶」について教えてください 新茶について
新茶と言えば、その年の一番最初に摘まれるお茶。という事はご存知と思いますが、親の愛情が一番多いお茶なのです。

親の愛情とは、どういうことですか?
新茶の親は、もちろん茶の木ですよね。茶の木は30年から50年生きて、子供である葉を芽吹きます。毎年、秋の茶葉を摘み終わったあと、栄養を根や樹木に蓄えながら越冬します。そして春になると、貯めた栄養を一気に枝先に集めて、新芽を発芽させます。だから新茶は親の愛情が一番多いお茶なのです。味が一番濃いということが何よりの証拠ですね。

冬の茶園と春の茶園
この写真は冬の茶園です。

10月〜2月頃まで寒さに耐えながら越冬し、新芽のために栄養を蓄えます。
そして春の茶園です。

親の愛情をいっぱい受けて芽吹いた子供、新芽たちです。ワイワイ楽しそうですね。

人の親と同じなのですね。ところで、親の愛情を味わう事は出来るのですか?
私たちは子供に色々な愛情をかけ様々な性質をもつ人へと成長していきますが、お茶も様々な性質を持って芽吹いています。その性質を味わう事ができます。

お茶の性質?ちょっとわからないのですが…
分かりやすく言えば味や香りなどが、お茶の性質です。味と言っても甘みや旨み、渋みや苦みがありますね。それと新茶ならではの水色(すいしょく)も性質のひとつかもしれません。

お茶の性質とは色々ありそうですが、楽しむコツはありますか?
先ず香りからお話ししましょう。私がお世話になっている静岡の茶農家さんは「新茶は、何といっても香りだよ。お茶づくりが始まると、茶工場からの香りが近所に漂って、大人もそうだけど、近くの園児がとっても喜ぶんだよね」と言ってます。
私たちの手元には、茶葉と一緒に香りもギュッと袋に閉じ込められて届きますので、まずは袋を開封して、そのまま茶葉の香りを楽しんでください。
若葉の香ばしい香りは、とっても幸せな気持ちに誘ってくれることと思います。そして茶を淹れる時にも、茶缶を開けた時の香り、急須から漂う香り、茶碗から立ち昇る香り、最後に茶を淹れた後の急須の香りなども楽しませてくれます。
空間に漂う香りは、茶葉からの無言の語り掛けを感じる瞬間ですね。

新茶の香りが待ち遠しくなってきました。さて味については如何ですか?
お茶には、甘み、旨み、渋み、苦みという性質があって、新茶は特にそれぞれの味が濃く楽しめます。色んな味わい方があると思いますが、私が新茶を味わっている方法をご紹介させていただきます。
0.お茶の準備 準備 先ずは、お茶の準備ですね。急須、湯冷まし、茶碗、茶葉を準備します。
< 写真の茶道具>
・平急須 250ml
・茶碗 100ml
・茶葉 6g
(大きめのティースプーン2杯)
1.1煎目の説明 1煎目 ■甘み旨みは水出しで!

急須に、いつもより多めに茶葉(茶さじ2杯)を入れて茶碗1杯の水を注いで4〜5分待って茶碗へ注ぐ。出汁のような甘み旨みを楽しめます。
2.2煎目の説明 2煎目 ■爽やかな渋みと苦みのバランスを楽しむ!

沸騰したお湯を湯冷ましに入れ一呼吸したら、さらに茶碗に湯を注ぐ。そして、急須へ入れる。お湯を入れたらすぐに茶碗へ注ぐ。ほんのりした甘みと共に爽やかな渋みと苦みを味わえます。
3.3煎目の説明 3煎目 ■茶カテキンをしっかり味わう!

沸騰したお湯を、湯冷ましに入れ一呼吸おいて急須へ。お湯を入れたら時間おかず茶碗へ注ぐ。茶カテキンの渋みを十分に味わえます。
4.4煎目の説明 4煎目 ■とことん味わう!

沸騰したお湯を、そのまま急須へ。20〜30秒待って茶碗へ注ぐ。あますとこなく茶葉の性質を味わいましょう。

段階をふむことで新たなお茶の世界が体験できそうですね。ところで、今回使われている急須の形が特徴的ですが… 平急須
平急須と言って底が平らな形になっています。特に新茶を飲むときに使っている急須で、もちろん普通の急須(写真右)でも構わないのですが、茶葉がストレスなく伸びることができるように平急須を愛用しています。
 

茶葉にストレスなく…とは?
茶葉は摘み取った後に、蒸して揉んで針状にねじれた状態で乾燥し保管されています。お湯に出会うと背伸びするように解けながら味(成分)をお湯に引き渡してくれます。
茶葉が開いていく様子
茶葉ができるだけ重なり合わず伸びることができるように底が平らな平急須を使っています。特に水出しの時はそうですね。私たちも朝起きたときにストレスなく背伸びしたいですよね。

日本茶を楽しむ 茶葉が「気持ちいい〜」と言ってる感じですね。私も平急須が欲しくなってきました。最後に、おすすめの茶種とかありますか?
高級なものでは玉露、かぶせ茶や馴染み深い煎茶、更にランク、蒸し方、産地など本当に沢山の種類がありますね。何を選んだらよいか迷うところですが、玉露など高級になればなるほど淹れ方も難しくなりますので、先ずは馴染みのある煎茶で、特に4~5月に出回る新茶を是非おススメしたいですね。
 


 
本日は、奥深いお話を本当にありがとうございました。 最後に



 
日本茶インストラクター 太田 海
      (認定番号11-2755)

 

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